2009年6月21日日曜日

睡眠と記憶のメカニズム

よく、勉強や仕事で徹夜でがんばる人やスケジュールの遅れを過度な残業でこなす人がいますが、実は非常に効率が悪く成果は上がりません。今日は脳の疲れと睡眠の重要性について書きたいと思います。ではどうして過度な残業をすると効率が悪くなるかというと脳は疲れてくると思考を停止させます。そのため、ミスが多くなり、解決策も思い浮かばなくなります。そのため、無駄な作業を繰り返し、がんばっているという雰囲気だけになり、がんばってもだめだからしょうがないという事になります。これでは時間の無駄になるだけです。寝ている間、脳はその日の出来事を整理し記憶を定着させます。そのため、勉強をして記憶を定着させるには6時間以上の睡眠が必要になります。そのため勉強は寝る前までに勉強した事を朝、復習する事が記憶に定着し効率が良くなります。特に子供のうちは睡眠は脳の成長を促し、生きて行くためのシミュレーションを寝ている間にしています。そのため、生後0歳から成人するまでに睡眠時間は徐々に短くなります。小さい子供が睡眠時間が長いのは脳の成長に必要な事ですので、十分な睡眠が出来る環境が重要になります。よくナポレオン・ボナパルトは3時間しか寝なかったとか言われていますが、実は空いている時間やちょっとした時間に寝ていてトータルでは十分な睡眠を取っていたという事で現代人では芸能人みたいな特別は人は別にしてまとまった睡眠を取った方が脳には良いです。

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